本当にあった怖い話し(ヴァリアー)
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「これは、俺が実際に体験した話だ。いくつかあるから、聞いてくれ。」
『わぁ、実体験かぁ。楽しみ!』
レヴィ自体ホラーみたいなもんだけど(失礼)
「あれはある夜。
俺はなかなか寝付けず、水でも飲もうと台所に行った。
誰も居ない筈の台所…
だが、何か声が聞こえる。
何の音だ?
そう不思議に思い、耳をその声に集中させた。
すると、どこからともなく女の苦しむ声が聞こえてきた。
喘ぎとはまた違う、何かに耐えるような…嫌な声だ。
しかも、その音が少しずつ近付いている気がする。
まさかとは思ったが、怖くなった俺は部屋に無我夢中で走った。
結局、謎のままだがな…」
しん、と静まる。
スクアーロはもうガチガチと震えすぎて、今カメラで撮ればブレで幽霊に見えるかもしれない。
「結構凄かったな。でも、似たような体験俺にもある。」
今度はベルが話し始めた。
「俺は任務の無い夜、1人で部屋にいたんだ。
ナイフ研いだり、寝たり…まぁ、忙しかったわけだけど。」
「う゛お゛ぉぉい。それって暇だったんだろぉ?」
「うししっ、今夜トイレ行くときは気をつけろよスクアーロ。」
「な、何がだぁ!?」
スクアーロ、めっちゃビビってるよ。
「……で、ふとした瞬間に変な物音に気がついてさ。
足音とかじゃなくて、擦るような…這いずる感じ?
よく聞いたら女の声も混ざってて、うぅ…とか唸ってた気がする。」
「そ、それはまさしく俺が体験した幽霊と同じではないか!他にもあるぞ!」
またレヴィが話し始めた。
「これは一昨日の話だ。
明け方の仕事に備え、部屋で仮眠をとっていた。
すると、俺しか居ない筈の部屋で何か物音がしている。
何の音だ?と思いながらも目を開けると、そこにはぼんやりと女が佇んでいたんだ!
これは、この前の台所で聞こえた声の女だと分かった。
恐れた俺は、そのまま気を失い、任務を遅刻してしまったがな。
ぶふぅっ!!」
話し終わったレヴィが、ボスに殴られた。
「遅刻してしまったがな、じゃねぇよカス。テメェ、そんな事聞いてねぇぞ?」
「ま、待ってくれボス…ぐはぁっ!!」