ベルのペットシリーズ番外編
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『わ、私は…ベル様以外の人から、こんな…こんな事されても、嬉しくないです。』
恥ずかしい。
でも、嘘じゃないんだ。
私の命はベル様のモノであって、他の人に弄ばれるのは嫌だ。
「うししっ、良い子。」
ベル様が頭を撫でてくれた。
気持ちいい。
…胸を触ってる手がなければ、ときめくのに。
『ベル様。手がなんだか厭らしいです。』
「ボスってボインが好きだから、最後までヤらなかったんだろうな。」
もう、心にも穴が開きそう。
「うししっ、最後までシたい?」
首を思い切り振る。
勿論、横に。
「あっそ。じゃ、早く家事やれよなー。」
意外にもあっさりと引いてくれた。
いつもなら強引にするのに。
別に残念なわけじゃないけど。
ベル様が居なくなってから、私も立ち上がってズレてしまった下着を元の位置に直す。
さっきの女の人とまでは言わないけど、もう少しくらい胸が大きくならないかなぁ…
『…さて、掃除しなくちゃ。』
もうボスの部屋は明日で良いや。
他の部屋を掃除しよう。
掃除を済ませたら夕方くらいになるから、洗濯物を取り込んで夕飯の支度して…
そういえば今夜は焼き肉だ。
私は食べられないけど。
―――…
『ふぅ、掃除完了。』
意外と早く終わって良かった。
いつもなら途中でベル様に邪魔されたり、スクアーロさんの刀拭かされたりするから、もう少し長引くのに。
よし、洗濯物取り込んだら休憩しよう。
『………何やってるんですか?』
「お、ナマエ。丁度良いところに来たね。」
ベル様がお皿に肉を乗せて近づいて来る。
私の今、目の前に広がる有り得ない光景。
ヴァリアーの皆さんが、仲良く焼き肉をしている。
「たまには俺たちで準備してやろうと思って。嬉しいだろ?」
『ベル様…』
「ほら、ナマエも食えよ。」
わざわざ干してある洗濯物の近くで焼き肉やったり、
胃に優しいモノしか食べられない私に脂っこい肉を差し出したり、
しかもその肉の半分以上が焦げカスになってたり、
わざとですか?
あ、ボスが口についたソースを洗濯物で拭いた。
『…ゴハッ』
「あ。血吐いた。」
胃の穴が、更に開いた気がする。
(もう何もしないで!)