ベルのペットシリーズ番外編
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ベル様の犬になって、だいぶ経った。
最初は何て酷い所だろうと嘆いた事もあったけど、いまでは結構慣れた方だ。
カス鮫(スクアーロさん)の刀を綺麗にすることだって、
変態(レヴィさん)の視線だって、
金の亡者(マーモンさん)が私の恥ずかしい写真や下着を売っている事だって、
足癖の悪い男(ボス)に蹴られるのだって、
我が儘王子(ベル様)にイヤラシい事されるのだって、
『ウフフッ』
気にしなーい!
『なんて出来るかぁぁぁっ!!!!』
「はい静かにしてねー」
『あ、すみませんお医者さん。』
ストレスが溜まりに溜まってしまった。
医者に看てもらったら、胃に小さな穴があいたらしい。
その医者はヴァリアーが雇ったという特別な医者なのだけど、話しを聞けばその医者を始めに大勢の部下の胃に穴があいてるとの事。
流石ヴァリアークオリティー。
「暫くはお粥とかお腹に優しいもの食べてくださいね。」
『わかりました。ありがとうございます。』
―ガチャッ―
診察に使った道具を医者が片付けると、ちょうどベル様が入って来た。
医者はベル様に一礼すると、部屋から出て行く。
私がベットから上半身を起こすと、笑いながら近づいて来る。
「うししっ、名無しさん。」
『名前変換機能ぅぅぅっ!!!』
なんて奴だ!
(一応)ヒロインに対して!
「冗談だよ。」
『胃が痛い…』
「穴あいたんだって?良かったじゃん。少しは痩せるんじゃね?」
『感謝しませんからね。全くもって嬉しくないですよ。』
「うししっ、外からも穴あけてやろうか?」
『ごめんなさい犬の分際で生意気言いましたぁ!!』
あれ?
何で私が謝ってるんだ?
「今夜は知り合いから届いた黒毛和牛で焼き肉やるから。」
『わぁ、胃に負担かかりそうな食べ物。』
「ちゃんと準備しとけよ。」
『あの、私は食べられないn「準備出来なかったらナマエ今日ハムの刑な。」
『喜んで準備します!』
ハムの刑って縛りか?
食い込むってか?
あぁ、また胃が痛くなってきた…