思春期番外編(骸夢)
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骸を連れて教室に行くわけにもいかないから、体育館裏でこれからどうするか考える事にした。
「ナマエは着痩せするんですね。」
『人の胸を揉むな。』
「僕の体でトイレに行って、どうでした?」
『ゲロ吐いた。』
「何故…?」
あぁもう、何でこんな事になっちゃったんだろ。
そもそも骸が無理矢理引っ張らなければ、階段から落ちなかったのに。
「ナマエ。」
『何。』
「告白…断りますよね?」
『当たり前でしょ。』
安心しました、って言いながら骸が笑った。
「じゃあ、会わなくて済みますね。」
『会うよ。』
「おや?何故ですか?」
『ちゃんと会って、断る。』
誰だか知らないけど、あたしを好きになってくれた人。
あたしがレズだと知りながらの告白は、勇気がいると思う。
だから、あたしはちゃんと会わなきゃいけないんだ。
それが相手への、せめての配慮だと思うから。
「もしかしたら、好きになってしまうかもしれませんよ。」
『相手を?』
「はい。」
『有り得ない…ってか、さっきっから人の体にベタベタ触るな!』
気持ち悪い!
「いやぁ、滅多に触れませんからね。今のうちに堪能したくて。」
『ねぇ、それあたしのカラダなんだけど?周りから見たらあたし、ただの変態じゃん。』
「何なら、校庭のど真ん中で僕に抱きついても良いんですよ?」
『あたしに死ねって言ってんの?それとも殺してくださいって言ってんの?』
「いやぁ、外でいちゃつけば僕たち公認のカップルですよ。」
会話が成立しない。
今日の骸は本当に絡みづらい。
「好きな相手の体に入る、なんて…セックス以外にあったんですね。」
『どんな雰囲気に持っていこうとしてるのかは知らないけど、あたしは骸のウンコをバッチリ見たからね。』
「甘い雰囲気ですよ?一緒に持っていきません?ウンコはもう忘れません?」
『はぁ…』
「クッハー!ため息で片付けられたー!」
誰だよコイツ
階段から落ちたショックで頭イっちゃったんじゃないの?