喜狂で思春期/過去拍手夢
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喜狂で青春
―雲雀の場合―
「君さ…もう普通に学校通うって言ってなかった?」
『え?言いましたよ。』
「じゃあ、今何の時間か分かる?」
『……授業中?』
平然と答えるから、殴ろうとしちゃったよ。
「普通に通うってどういう意味だか分かる?」
『任務も争いも起こさず、平和に学校に通うっていう意味です。』
「半分は当たりだ。」
『やったー』
「でも、授業をサボるのは普通じゃない。」
応接室から屋上を見たら彼女の姿があった。
よくまぁ僕から丸見えな所でサボってくれたものだ。
わざわざ屋上まで来ることになるなんて。
『今数学なんですよー。勘弁してください。』
「関係ないよ。」
『雲雀先輩もサボってるじゃないですか。』
「僕は風紀委員の仕事中だ。」
『じゃあ、あたしは10代目を見守る仕事中です。』
じゃあって何。
だいたい、君はもう任務なんてやってない筈だ。その手はもう、クナイを握れないんでしょ?
「なら、僕が今から沢田綱吉を咬み殺してこようか。」
勿論、そんなつもりは無い。
ただ彼女の反応が見たい。
『あはは、そしたらあたしが雲雀先輩を止めますよ。』
「……」
返ってきたのは、昔とは違う余裕のある言葉。
そして笑顔。
昔だったら、僕の言葉に殺気を剥き出しにしていたのに。
君はもう、僕を敵とは思っていないんだね。
「……ムカつく」
『え、何でトンファー出してるんですか?』
「良いこと教えてあげるよ。僕は一般人にも容赦しない。」
『それは…知ってますけど…』
「つまり、今から君を咬み殺す。」
『え、ちょ、まっ』
座っていた彼女が慌てて立ち上がる。
僕が近寄ると、その分距離を置いた。
―キーンコーンカーンコーン―
『あ。チャイム。』
「……」
『ほら、雲雀先輩!今は休み時間です!』
「まさか、それでやり過ごせると思ってるの?」
『あ!あたし、10代目達とご飯食べる約束してました!お先失礼します!!』
僕に軽く頭を下げると、彼女は屋上から走って去った。
「…次サボってたら、咬み殺す。」
後でまた屋上に来よう。
―昼休み終了後―
『あ、先程振りです。』
「咬み殺す。」
―雲雀の場合―
「君さ…もう普通に学校通うって言ってなかった?」
『え?言いましたよ。』
「じゃあ、今何の時間か分かる?」
『……授業中?』
平然と答えるから、殴ろうとしちゃったよ。
「普通に通うってどういう意味だか分かる?」
『任務も争いも起こさず、平和に学校に通うっていう意味です。』
「半分は当たりだ。」
『やったー』
「でも、授業をサボるのは普通じゃない。」
応接室から屋上を見たら彼女の姿があった。
よくまぁ僕から丸見えな所でサボってくれたものだ。
わざわざ屋上まで来ることになるなんて。
『今数学なんですよー。勘弁してください。』
「関係ないよ。」
『雲雀先輩もサボってるじゃないですか。』
「僕は風紀委員の仕事中だ。」
『じゃあ、あたしは10代目を見守る仕事中です。』
じゃあって何。
だいたい、君はもう任務なんてやってない筈だ。その手はもう、クナイを握れないんでしょ?
「なら、僕が今から沢田綱吉を咬み殺してこようか。」
勿論、そんなつもりは無い。
ただ彼女の反応が見たい。
『あはは、そしたらあたしが雲雀先輩を止めますよ。』
「……」
返ってきたのは、昔とは違う余裕のある言葉。
そして笑顔。
昔だったら、僕の言葉に殺気を剥き出しにしていたのに。
君はもう、僕を敵とは思っていないんだね。
「……ムカつく」
『え、何でトンファー出してるんですか?』
「良いこと教えてあげるよ。僕は一般人にも容赦しない。」
『それは…知ってますけど…』
「つまり、今から君を咬み殺す。」
『え、ちょ、まっ』
座っていた彼女が慌てて立ち上がる。
僕が近寄ると、その分距離を置いた。
―キーンコーンカーンコーン―
『あ。チャイム。』
「……」
『ほら、雲雀先輩!今は休み時間です!』
「まさか、それでやり過ごせると思ってるの?」
『あ!あたし、10代目達とご飯食べる約束してました!お先失礼します!!』
僕に軽く頭を下げると、彼女は屋上から走って去った。
「…次サボってたら、咬み殺す。」
後でまた屋上に来よう。
―昼休み終了後―
『あ、先程振りです。』
「咬み殺す。」