喜狂で思春期/過去拍手夢
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喜狂で青春
―山本の場合―
休み時間、俺はアイツを野球に誘った。
『多少は加減してくださいね。』
「加減する必要があったらなー。」
思っていなかった。
普通に野球をする日が来るなんて。
「そらっ」
―ゴォッ―
『……そんな早い球、打てないし打ったらあたしの腕が壊れそうですね。』
「わりぃわりぃ!!つい力んじまった。」
『頼みますよー。』
コイツは確かに強いけど、野球が上手いわけじゃない。
でも、一緒に野球がしたかった。
「ほらっ」
今度は、軽く投げた。
―カキーン―
『やった…』
高く高く上がるボール。
みるみるうちに笑顔になるアイツ。
まさか、こんな風に過ごす日が来るなんて。
『山本武!!ホームランです!!』
「ははっ。すげぇや!!」
なぁ。
俺、お前と居るのスゲー楽しいんだ。
もっと野球して、
一緒に授業サボって、
一緒に帰って、
何でも良いから、一緒に居たい。
それって、仲間だからだろ?
―バリーンッ―
『「あ。」』
割っちまった。
あれ、職員室だよな?
『あちゃー…』
「やべ、逃げるぞ!!」
『はいっ』
「コラーッ!!誰だ割ったのは!!」
先生の声を無視して、走った。
『あははっ!!本当に逃げ切れちゃいましたね。』
「まぁ、俺達の足に勝つのは無理だしな。」
なぁ。
俺さ、女子とこんなに相性が良かったのって初めてなんだ。
お前となら、何でも出来る気がする。
「本当にスゲーよな。野球部のマネージャーやってもらいてぇくらいだ。」
『ははっ。無理ですよ、あたしなんて。』
無理じゃねぇ。
結構、本気なんだ。
「…サボりそうだしな!」
『タイムセールに間に合わなくなりそうだからですよ。』
「ははっ!なんだよそれ。」
そしてまた、笑い合った。
―後日―
『山本武、雲雀先輩に窓ガラスの件バレてました。』
「後で職員室行くか…」
―山本の場合―
休み時間、俺はアイツを野球に誘った。
『多少は加減してくださいね。』
「加減する必要があったらなー。」
思っていなかった。
普通に野球をする日が来るなんて。
「そらっ」
―ゴォッ―
『……そんな早い球、打てないし打ったらあたしの腕が壊れそうですね。』
「わりぃわりぃ!!つい力んじまった。」
『頼みますよー。』
コイツは確かに強いけど、野球が上手いわけじゃない。
でも、一緒に野球がしたかった。
「ほらっ」
今度は、軽く投げた。
―カキーン―
『やった…』
高く高く上がるボール。
みるみるうちに笑顔になるアイツ。
まさか、こんな風に過ごす日が来るなんて。
『山本武!!ホームランです!!』
「ははっ。すげぇや!!」
なぁ。
俺、お前と居るのスゲー楽しいんだ。
もっと野球して、
一緒に授業サボって、
一緒に帰って、
何でも良いから、一緒に居たい。
それって、仲間だからだろ?
―バリーンッ―
『「あ。」』
割っちまった。
あれ、職員室だよな?
『あちゃー…』
「やべ、逃げるぞ!!」
『はいっ』
「コラーッ!!誰だ割ったのは!!」
先生の声を無視して、走った。
『あははっ!!本当に逃げ切れちゃいましたね。』
「まぁ、俺達の足に勝つのは無理だしな。」
なぁ。
俺さ、女子とこんなに相性が良かったのって初めてなんだ。
お前となら、何でも出来る気がする。
「本当にスゲーよな。野球部のマネージャーやってもらいてぇくらいだ。」
『ははっ。無理ですよ、あたしなんて。』
無理じゃねぇ。
結構、本気なんだ。
「…サボりそうだしな!」
『タイムセールに間に合わなくなりそうだからですよ。』
「ははっ!なんだよそれ。」
そしてまた、笑い合った。
―後日―
『山本武、雲雀先輩に窓ガラスの件バレてました。』
「後で職員室行くか…」