思春期番外編(骸夢)
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『女装コンテスト?』
「そう。」
昼休み。
明日学校で、女装コンテストが行われるって京子が教えてくれた。
『女装しても男は男だ。気持ち悪い。』
「でも、綺麗な人の女装は楽しみだな。」
京子の言う綺麗な人って誰だ!
「ねぇナマエちゃん。」
『京子。』
「明日楽しみだね!」
『嫌だよ。』
「一番綺麗だと思った人に投票するんだって。」
『いやいや…』
「一緒に見ようね!」
京子の満悦の笑み。
絶対わざとだ。
『…うん。』
そんな笑顔を向けられたら、断れるわけが無い。
あたしの負けだ。
―――…
『あーあ。明日…やだな。』
帰り道。
京子と別れてから、あたしはため息をついた。
何で男の女装何か見なきゃいけないんだ!!
『あーもーふざけんな!!京子大好き!!!』
「クフフ、何をそんな大声で叫んでいるんですか?」
この声は…
『髑髏…じゃなくて、骸!!』
何で並盛に?
「クロームがそこの公園でイタリア語の勉強をしていましてね。貴女が見えたから、変わったんですよ。」
『へぇ』
髑髏も偉いな。
「…で?何をそんなに悩んでいるんですか?」
『え…別に。』
「僕には話せませんか?」
え?
何でそんな切なそうな顔してるの?
『言っておくけど…くだらないよ?』
「構いません。話してください。」
『実は…』