思春期番外編(犬夢)
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「犬は何処行きました!?」
「わかりません…まさか、体育館裏?」
「体育館裏!?あの気に入らない奴を呼び出して一方的に殴る有名なあの体育館裏ですか!?」
「さぁ…」
『ゥオエッ!ゲホッ!!』
「っ!!聞きましたか千種!?」
「はい。ヒロインとは思えない声が聞こえました。」
「あっちです!!」
骸の走る方向に、千種もついて行った。
―――…
『ゲホッ!!ハーッ、ハー…』
「ナマエ、よく頑張ったびょん。」
そこは男子トイレの手洗い。
苦しそうに座り込むナマエと、背中をさする犬の姿があった。
「犬…何があったんですか?」
「……」
骸も千種も理解出来ない様子。
「あ、骸さん!今ナマエに吐かせてたんれすよ。」
「まさか…犬にそんな趣味があったなんて…」
「へ?趣味?」
「見損なったよ…犬」
「柿ピー?」
骸も千種も、犬をDV野郎という目で見ている。
犬もそこまでは察知出来ないが、勘違いされてる事は分かったらしい。
「ち、違うびょん!ナマエが食べたクッキー吐かせただけだびょん!!」
「はい?」
「こ、これれす!!」
犬が慌てて吐かせた物を指差す。
そこには、先程食べさせたクッキーが。
「汚っ」
「汚いじゃねーよ眼鏡!!あのまま気持ち悪いナマエの方が嫌らろ!!!」
クッキーを吐かせたとはいえ、結局はゲロ。
モザイクをかけたい光景が広がっている。
「何か…ナマエが俺の名前呼ぶのってきもちわりーし、京子って女に興味無いのもおかしーびょん!!」
「犬…せっかく好かれたのに勿体無いですね。」
「そうれすけど…こんなナマエ、ナマエじゃねぇびょん。」
「……そうですね。京子好きのナマエだから面白いんですよね。」