初詣/喜狂番外編
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『恋愛……難が続く。諦めるが吉!?ふざけんな!!』
「ナマエちゃん、落ち着いて!!」
「クフフ、僕の恋愛には相手の恋を壊す可能性有りでしたよ。」
『難の正体は骸さんか!!』
絶対諦めない。
諦めた方があたしには大凶だし。
「さて、と…僕もそろそろ疲れたので帰りますか。千種、犬を連れて帰りますよ。」
「はい。」
『千種君、またスーパーでお会いしましょう。』
「…アンタ最近買い物来ないよね。」
そういえばそうだ。
今は10代目のお母さんがほとんど買い物行ってるんだ。
『また一人暮らし始めたらスーパー通うので、その時はよろしくお願いしますよ!』
「…めんどい。」
酷い…
「犬、帰るよ。」
「えー。もうかよー。」
『犬も、今年もよろしくお願いします。』
「勿論だびょん!!」
「ナマエ、こんな奴と仲良くしたらバカがうつるぞ!!」
「オメーの方がバカらびょん!!」
獄寺隼人も犬も、良い勝負かな。
「クフフ…また遊びましょうね。」
『遠慮しますよ。』
寧ろ関わらないでほしい。
「じゃーなー!!」
「クフフ」
「……」
3人が帰るのを見送ったあたし達は、ため息をついた。
「……俺達も帰ろっか。」
『そうですね。』
10代目は、少し疲れたみたいだ。
「じゃあツナ、また学校でな。」
「うん、山本もお父さんの手伝い頑張ってね。」
「ナマエ、10代目に迷惑かけんじゃねぇぞ。」
『かけませんよ。』
それよりもストーカー癖を直してほしい。
「じゃあ、またね2人とも!」
手を振り、神社の前で2人と別れた。
次に会うのは学校が始まったらかな。
「何か、年明け早々濃かったね。」
『そうですね。予想外な人にも会ったし…』
六道骸とか六道骸とか六道骸とか
「でも、今日は楽しかったね。来年も来ようよ。」
『10代目…』
10代目は六道骸に恨みを持っていてもおかしくない。
なのに、今日そんな態度を出さなかった。
六道骸を、許したのだろうか?
『はい…とても、楽しかったです。また来たいですね。』
10代目が優しく笑う。
来年も、という約束に照れながらあたしも笑った。
END