子供になったら/喜狂番外編
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『アメー!!』
―ガバッ―
大量のアメを、雲雀恭弥の手から抱くように奪う。
アメの中には棒がついてるものもある。
「ワォ。中身も子供になったんだ。」
『ハッ!!』
しまった。
楽しそうな笑みを浮かべる雲雀恭弥。
ヤバい。
「本当に面白いね、それ。」
『ほしーなら、Dr.シャマルに頼んでみたらどーですか?』
「…生意気な所は変わらないんだ。」
カチャッ、とトンファーを構える音が聞こえた。
『ひ、雲雀先輩…あたし今、子供です!』
「そうだね。子供には躾が必要だ。」
トンファーで殴るのは躾じゃなくて暴力だ。
いや、そんな事を言ってる場合じゃない。
逃げなきゃ。
でも、どうやって?
10代目にすら捕まったのに。
「一度、子供を壊してみたかったんだよね。」
雲雀恭弥、何か笑顔がいつもより爽やか!!!
逆に怖い!!
『い…いや…』
「何?もう泣くの?」
楽しんでる。
この状況を。
この鬼畜め。
『あたしを好きにしていーのは、りぼーんだけなんだから!!』
―ダッ―
扉に向かって、走った。
―ベシッ―
『ぐえっ』
「逃げても無駄だよ。」
腕1本であたしの体を押さえつける雲雀恭弥。
あたしは床に顔をつけている。
抑えられた衝撃で、アメも散らばった。
「逃げられても、君には扉を開けられないからね。」
『っ、』
そういえばそうだった。
『あ、あたしを呼んだのは…あたしをいじめたかったからですか?』
だとしたら、最低だ。
でも、雲雀恭弥ならあり得る。
「………そうだよ。」
そうなんだ。
―ドクンッ―
『うっ!!』
「…何?」
体が、熱い
『あ…か、体が…うっ』
まさか、戻るの?