素直なキモチ(雲雀夢)
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「……」
『うっ…』
何で
「何でソイツかばうの?」
草食動物の頭を狙ったのに、ナマエがかばって…ナマエが変わりに潰れた。
「ねぇ。」
『……』
血が出てる。
止まらない。
「……」
周りの草食動物共の声…
煩い。
「煩いなぁ…」
一言で静かになった。
動かないナマエの体を支えて保健室へ。
死んでる筈がない。
手加減はした。
だから…
「…本当に保健室の先生?」
机の上に置き手紙。
“カワイコちゃんが俺を呼んでるから、皆自力で回復しなさい。”
―グシャッ―
紙をグシャグシャにして、ナマエの頭にタオルをあてた。
傷口は浅いから、打ち処が悪かったのかもしれない。
『…ん…』
痛いのか、苦痛の顔をしている。
「……何で出てきたのさ。」
僕も何で、ナマエの看病なんかしているんだ?
「…馬鹿馬鹿しい。僕は応接室に戻るよ。」
そうだよ。
勝手に飛び出して来たのはナマエじゃないか。
弱いのが悪いんだよ。