喜狂番外編/ひぐらしパロ(ツナ語り)
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ナマエちゃんは、何か悩んでるんだ。
だから、様子がおかしいんだ。
何かに怯えてる。
助けなきゃ。
俺が、助けなきゃ。
「何を…悩んでるんだろ。」
聞こう。
ナマエちゃんは、何か悩んでる。
帰り道。
ナマエちゃんをこっそり、つけた。
勿論ナマエちゃんは気づいたけど。
「ナマエちゃん…みーつけた。」
『っ、』
―バッ―
ナマエちゃんは、俺にクナイを向ける。
…少し、怖い。
でも、ナマエちゃんはもっと怖いんだ。
俺が怖がったらダメだ。
「俺ね、考えたんだ。どうしたら君を助けられるか…」
『た…助ける?』
「簡単な事だったんだよ…ナマエちゃんが、俺に相談すれば良いんだ。俺なら、君の力になれる。」
そう、俺は何があっても君の仲間だから…
「ねぇ、相談…して?」
『い…いやぁぁぁっ!!』
―ドンッ―
「うっ!!」
ナマエちゃんは、俺を押し倒すとそのまま逃げた。
やっぱり、ナマエちゃんは悩んでる。俺が、力にならなきゃ。
「ナマエちゃん…」
俺は、ナマエちゃんを追った。
俺は味方なんだって事を、わかってほしい。
―タッタッ―
「…ん?」
誰かが、倒れてる?
「あ…っ、ナマエちゃん!!」
ナマエちゃんが、倒れていた。
一体、どうして?
「ナマエちゃん…ナマエちゃん!!」
『う…』
どうやら、気絶しているだけらしい。
とりあえず、ナマエちゃんの家に運ぶ事にした。
「よいしょっ…」
ナマエちゃんを何とか家に運んで、布団に寝かせた。
…何か、ゴミが散らばってるし。
「―――…そういう訳だから、悪いけど、2人とも来てくれる?」
獄寺君の携帯に電話したら、山本と一緒にいるって事がわかった。
2人に事情を話すと、凄く驚いている。
「10代目、念のためシャマルにも連絡した方が良いかもしれません。」
「あ…そうだね。俺、連絡しておくよ。」
「助かります。それで、ナマエの事なんですが…」
「ん?」
電話の声が、獄寺君から山本に変わる。
「なぁツナ、ナマエを元気つけようぜ。」
「え?」
「お萩の罰ゲームって事でさ―――――。」
山本の案に、俺は少し悩んだけど、笑った。
「うん。良いね、それ。」