嫌われ番外編
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―ドドドッ―
ちょっとちょっと。
棒倒しなんて中学生がやる競技じゃないんじゃないの?
―ガシッ―
『っ。』
「つ、捕まえた…」
傷だらけの男子があたしの足を掴んだ。
雲雀恭弥の方をチラッと見ると、何故か棒に敵は居なくて余裕の笑みを浮かべている。
簡単に負けたら…皆殺し。
『変態。』
―ゲシッ―
「ぅぐっ!!」
敵を一人蹴り落とすと、下では大変な事に。
『わっ、わっ、ちょっと…』
グラつく棒。
誰かちゃんと支えてるの?
―グラッ―
『おっ。あ、お…わっ。』
少しずつ傾く棒。
ヤバイ…倒れるっ!!
―ダッ―
―スタッ―
『……』
「……」
思わず…
落ちないようにって思ってただけなんですよ。
狙ったわけではないんですよ。
―しぃ~ん―
思わず…
雲雀恭弥の乗っている棒に、一緒に乗ってしまった。
『えっと…あの…』
「……」
あり得ないくらい静まる校庭。
教師さえも黙ってしまう。
あぁ、そんなにプレッシャーを浴びせないでください。
胃が…
パンが…