喜狂番外編/ひぐらしパロ(前編)
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お祭り当日。
直接神社に行くと、人が沢山居た。
『わぁ…凄い人。』
これは、雲雀恭弥の嫌いそうな群れだ。
「やぁ。」
『え、わっ…雲雀先輩!?』
気配なく後ろに立つのは本当に止めてください。
『意外ですね。こんな人混みに来るなんて。』
「ショバ代を貰うからね。5万。」
成る程。
『生贄の心配かと思いましたよー。』
あ。
生贄なんて、雲雀恭弥には笑われちゃうかな。
「何だ。知ってたの。」
…え?
「まぁ、僕は生贄なんて信じてないけどね。ただ、これを利用して金稼ぎするだけだよ。」
『あの、待ってください…生贄って、本当にあるんですか?』
雲雀恭弥を見ると、きょとんとしている。
「何?知ってるの、知らないの?」
『いや、えっと…少しだけ。』
あたしの言葉に、雲雀恭弥はため息をついた。
「去年も一昨年も、人が祭りの後に死んでるんだよ。」
去年も、一昨年も…?
あれ?
10代目は、ないって…
「ナマエちゃん。」
『あ、10代目。』
「わりぃ、待たせたな。」
「今回は獄寺の遅刻なんだぜ。」
獄寺隼人と山本武も、一緒に現れた。
『…あれ?』
雲雀恭弥が、居ない。
どこかに行ったみたい。
「ナマエちゃん、お祭り行こう。」
『は…はいっ』
賑やかなお祭りに、あたし達4人も入った。
一見、普通のお祭り。
「なぁなぁ、早食い競争しようぜ!!」
「野球馬鹿が!!女には不利だろうが!!」
『あたしは大丈夫ですよー。』
普通にふざけて、出店をまわる。
…何だか、警察も多いみたい。
「おや。ナマエ、こんばんは。」
『あ。骸さん。』
犬と千種君、そして骸さんが現れた。
彼らも普段着で、少し違和感がある。
「びょん!!肉食いに来たんれすよ。」
「犬、野菜も食べなよ。」
「うるせー眼鏡!!」
凄い賑やかだな…