死ぬ気ヒロインと童話/過去拍手夢
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『出てこないなんて、悪い子豚。』
狼はニヤッと怪しく笑うと、ライターを捨てた。
その頃、子豚達は…
「早く、なるべく強く暖炉に火をつけましょう。」
「う、うん。」
「これなら煙突から入られる心配はねぇな。」
すっかり安心しきっていた。
「でもあの狼、またいつか来るかも…」
「その時までに、俺ん家ももっと強い物にしますよ。」
「ツナ、その時は手伝ってくれよ。」
「え?うん、良いよ。」
「野球馬鹿!!図々しいんだよ!!」
『寧ろ、皆で此処に住んじゃう?』
「はは、此処じゃプライベートがなくなっちゃうよ。部屋がないからね。」
「俺は全然構いません!!」
『私もー。』
「まぁまぁ、落ち着けよ。獄寺に………オ、オ、」
山本は、顔を青くして言葉をつまらせた。
「「「狼!!?」」」
『ハロー。』
目の前には、先程まで外にいた狼が。
「テメッ、どうやって入りやがった!!」
『え?玄関から。』
「普通だ…鍵、かけてなかった…」
綱吉はすっかり諦めモード。
『それより、この部屋暑すぎ。』
暖炉の火のせいで、部屋の温度はすっかり上がっていた。
狼は我慢出来ず(する気は元々ないが)毛皮?を脱ぎ始める。
「ブッ。テ、テメェ、何脱いでやがる!!」
『だって、私これからアンタ達3匹を食べるんだもん。』
「“もん”じゃねぇぇぇぇっ!!可愛くねぇんだよ!!」
『は?うぜー。アンタから食べちゃおう。』
―ドサッ―
狼は獄寺を押し倒した。
「獄寺君!!」
『大丈夫大丈夫。痛くしないから、ね?』
「テメッ、何する気だ―――っっ!!」
狼は獄寺の股間に触れ、その大きさを確かめるとニッコリ笑った。
『いただきまーす!!』
3匹の子豚は、結局狼に美味しく食べられた。
END