喜狂ヒロインと・・・/過去拍手夢
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『ザンザスさん…やっと帰ってくれた…』
「よっ。随分疲れてるみてぇだな。」
『あ、山本武。こんにちは。』
「何してんだ？」
『語ってました。』
「は？」
『喜狂ヒロインと・・・と言って、たまたま来た人がゲストとなって、ヒロインと語るコーナーなんですよ。』
「ハハッ。じゃあ、今俺はそのゲストってわけか。」
『まぁ、そうですね。(良かった、この人はツンデレキャラじゃない。)』
「じゃあそうだなー。何について語っか？」
『あたし、リボーン以外の事は話のネタがあまりないんですよ。』
「うわ。」
『え…山本武？今、引きましたか？』
「え？何言ってんだよ。んなわけねぇだろ。」
『そ、そうですか…』
「んなことよりもさ、今何処で暮らしてんだよ。」
『今は、10代目の家でお世話になっているんですよ。』
「へぇ…ツナ、ね…」
『ご飯の時にいつもリボーンがいるんですよ。可愛くて可愛くて…』
「オイオイ、目イってんぞ。」
『ハッ!!す、すみません。思い出してました。』
「まぁ…いいけどさ。」
『良かった、おかしな人って思われたのかと心配しましたよ。』
「あぁ、それは思った。」
『え…酷い。』
「いや、だってよ…ショタコンだろ？」
『失礼ですね!!赤ん坊を愛せるのは、リボーンだからですよ。』
「ちょっとヤバいな。」
『あの…山本武…』
「ん？」
『よく腹黒って言われませんか？』
「は？いや、言われねぇけど。」
『嘘ですよ!!爽やかな顔して、軽く毒舌言うし。』
「いや、本当に。俺普段、皆に素見せてねぇもん。」
『へー…』
「何だろうな、お前と居ると…いじりたく…いや、本当の自分を出せんだよ。」
『(本当の自分って言うより本性ーっ!!)』
「まぁ、心を許しやすいって事だな!!」
『あたしは…あまり嬉しくないんですけど…しかも、いじりやすいって言おうとしましたよね？』
「つうか、お前からドＭのオーラが出てんだよ。」
『ＭならまだしもドＭ!?』
