嫌われ番外編
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「ナマエちゃん…記憶が戻って、良かったね。」
まさか、俺達から雲雀さんを離す為に逃げたのかな…?
まさか、ね。
「ツナ…良かったのか?」
「何が?」
「いや、だってよ…せっかくナマエに伝えたのに。」
まぁ…覚えてないのはちょっと残念だけどね。
「でも、何も覚えてないナマエちゃんよりも、今のナマエちゃんにちゃんと伝わらないと意味がないんだ。」
「…そうだな。」
「10代目、流石っす!!」
ふっ、と骸の方を見るとまだ倒れていた。
「骸さーん。起きてくらさい。ナマエが行っちゃったのれ帰りましょうよー。」
「骸様、夕飯の買い物に行きたいです。」
「…獄寺君、随分容赦なく殴ったんだね。」
「当たり前です!!あんな変態野郎、さっさとくたばれば良いんですよ!!」
「テメェ、骸さんの事変態とか言うなびょん!!喜ぶびょん!!」
え…マジで?
「ん…」
「犬。骸様が目覚ました。」
「びょん!?」
「君達は…誰ですか?」
「びょん!?」
「…めんどい。」
「ハハハ…ヤベェな。」
「強く殴りすぎた…」
「骸もー!?」
もう疲れたよ!!
「君達は敵ですか?味方ですか?」
「敵だよ、バーカバーカ!!勝手にやってろ!!10代目、こんな奴に構ってないで行きましょう!!」
「え、うん…」
「あぁ、僕は一体何者なんだ…こんなに美しい美男子ですから、敵も存在するみたいですし…怖いです。」
お前の妄想力がこぇーよ!!!
「柿ピー。骸さんどうする?」
「めんどい。帰るよ、犬。」
見捨ててるー!?
「あぁ、何故僕はこんなに美しいのでしょう。
このまま何も知らないで、僕を狙っている人に犯されるんじゃ!?
あ…それも良いんですけど。
あぁ、美しいのは罪ですね!!」
骸の記憶が戻ったのは、それから暫く後らしい。
終わり