嫌われ番外編
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『この人…もしかして、変態?』
あ。ナマエちゃんが警戒しちゃった。
「なぁなぁ、ツナ。」
「何?山本。」
山本が何か思いついたらしい。
「もう一回、ナマエに球ぶつけてみねぇ?戻るかもしんねぇよ?」
「え゛。」
山本、何笑顔で言ってんの!?
『……』
「野球馬鹿が!!打ち所が悪かったらどうすんだよ!!」
「まぁまぁ、ナマエなら平気そうじゃね?」
「山本…ちょっと顔が黒いよ。」
「テメェ、ナマエをいじめんなびょん!!」
「クフフ、球当ても面白そうですね。恐怖に満ちた顔で逃げられると、追いたくなります。」
『~っ』
―ダッ―
「あっ!!ナマエちゃんが!!」
逃げた!!
「待ちなさいナマエ、何故逃げるのですか。前の記憶がないなら逃げる理由はないでしょうに…」
いや、さっきの会話聞いたら逃げるだろ!!
つうか、小さく本音ポロリしてるぞ!!
『や、だ…』
あー。
ナマエちゃんが脅えちゃったよ…
逃げてるし。
「ハァハァ、ナマエ!!良いですよ、その表情!!
やはり貴方は恐怖に満ちた顔が似合いますね!!
さぁ、その顔をもっと僕に見せてください!!」
『きっ…』
今絶対に“気持ち悪い”って言おうとした!!
「う…るせぇんだよ、この変態野郎が!!!」
―バキッ―
「グフッ」
―ズザーッ―
獄寺君が、骸を殴り飛ばした。
『あ。』
―タタタッ―
「……」
「あ!!柿ピー!!ナマエ取ってんれねぇぞ!!」
ナマエちゃんは、一番安全だと判断して、柿本千種の後ろに隠れた。
…というか、居たんだ。
「ねぇ…面倒な事には関わりたくないんだけど。」
『ごめんなさいごめんなさい、誰かわからないけどごめんなさい!!』
「……」
あ。満更でもないんだ。