喜狂の叫び番外編(ディーノ夢)
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朝起きたら、好きなやつが隣で寝ていて
起きたら仕度してデートとか行って
飯はいつも一緒で
お互い、信頼できる
そんな、生活に憧れていた。
『……さん!!…ノさん!!』
「うぅ…」
夢の中で、ナマエが出てきた気がした。
せっかくだから、もう一度寝てナマエと会おう。
『ディーノさん!!起きてくださいよ、このヘタレ!!』
「ぅぉわっ!!」
掛布団が、全部取られた。
それと声に驚いて起きると、ナマエがいた。
「…ナマエ?また、夢か?」
『何を言っているんですか、ディーノさん。早く仕度して修行に付き合ってください。』
あぁ、そうだった…
『早く強くならないとあたし、皆さんに会わせる顔がありません。』
ナマエは、俺の所で修行してるんだった。
「だからってなぁ、こんな朝っぱっから修行しなくても…」
『もう9時ですよ。部下の皆さんはとっくに起きてます。』
「わーかったよ!!今準備すっから!!」
布団から起き上がると、ナマエはニッコリ笑った。
『良かった、あたしの修行に付き合ってくれるのってディーノさんくらいしかいないんですよ。』
―ドキッ―
「ま、まぁな…」
『じゃああたし、下で待ってますね。』
―バタンッ―
ナマエが部屋から出ていったのを確認して、俺は布団に倒れた。
「っ、だぁー!!」
何でナマエは、俺のツボにハマるんだ!!
「……ヤッべ。嬉しすぎだな。」
笑顔で、あの一言で、
俺の心臓は煩く騒いでいる。
「……」
ナマエが任務に失敗したことは、正直嬉しかった。
そのおかげでナマエが今、俺の所にいるから。
「最低だな…俺。」
強くなんかならなくて良いなんて、考えてる…
「だぁーっ!!もー!!」
俺は着替えながら叫んで、部屋を出た。