バカな子(スクアーロ夢)
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「う゛お゛ぉい、ナマエ。何処に行ってたんだぁ?」
『……』
本当に、いい加減うんざりする…
―バチーンッ―
「いっでぇぇ!!!」
ヴァリアーの城中に、その音と悲鳴は響き渡った。
―バンッ―
「うるせぇよ!!誰だ俺様の眠りを妨げる奴は!!」
現在、朝の7時。
ザンザスはその音と悲鳴で起こされたらしい。
怒りながらリビングへと入って来た。
…が、ザンザスはスグにリビングへ来た事を後悔した。
『……』
「えぐっ…」
「……」
スクアーロが泣いている
頬を抑えるスクアーロを見て、ナマエがスクアーロを叩いた事は理解できた。
「ナニナニ、喧嘩?」
「朝から元気な奴らだね。」
からかうように入って来たベルとマーモン。
二人も寝起きらしく、パジャマ姿だった。
「その、ナマエ…どうした、いきなり。」
恐る恐る聞くザンザス。
スクアーロとナマエは恋人の仲。
喧嘩内容もややこしい物に決まっているが、こんな空気は耐えられないらしい。
『私…』
「な、なんだ。」
やっと口を開いたナマエに、ザンザスは体を震わせた。
『スクアーロの束縛には、もううんざりなの。』