嫌われ番外編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『朝からパン食い競争か…』
皆嫌だから押し付けられたんだろうな。
「それでは各自、位置についてください。」
『……』
いやいやいや。
ちょっと待って。
此処でもイジメ?
『あたしのパンだけ…妙にでかくないですか?』
周りのパンより3倍はでかい。
「…プッ。気のせいじゃないですか?」
『今笑いましたよね?あれ、軽くアンパンマンの頭ですよ?』
「気のせいですよ。これ以上言うと、強制退出してもらいますよ。」
『……』
あのね、
この状況で言うのもなんですが…
あたしに味方なんて居ない。
あ、何か今虚しい。
『わかりましたよ。食べれば良いんでしょ。』
何かもうヤケ。
「それでは位置について!!ヨーイ…」
とにかく速く走って、パンを食べなくちゃ…
―パァァンッ―
―ダッ―
スタートダッシュを一番に出て、パンを目指す。
『ハッ…ハッ…』
―パシッ―
馬鹿デカイパンを手に取って、食べる。
ルールには、パンを食べ終らなくちゃゴールは認めないと書いてあった。
『ぅぐっ…苦しい…』
これなら殺り合いの方がマシ。