嫌われ番外編(ハル夢)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…?」
目をつむっているせいか、痛くないです…
「あ…」
そっと目を開けるとそこには…
『女の子にやる攻撃にしては容赦なさすぎですよ。雲雀先輩。』
ハルとあまり年の変わらない、女の子が立っていました。
…消火器でトンファー受け止めてますよ。
「ワォ。邪魔しないでよ、ナマエ。」
ナマエちゃんっていうんですか…
『あの、この子は見逃してあげられないですか?』
「駄目だね。」
『…すみません。』
―ドカッ―
「うっ!!」
「はひっ!?」
この学校は、何て野蛮な…
ナマエちゃんという女の子が、風紀委員さんを蹴りましたよ!?
―グイッ―
「はひっ!?」
『早く、逃げますよ!!』
「は、はいっ」
ハルは、ナマエちゃんという女の子に腕を引かれながら、走りました。
『では、気を付けて帰ってくださいね。』
「…はひ?」
走り続けて、連れて来られたのは校門。
『先程の風紀委員は他校の生徒にも厳しいので、次に会ったら死にますよ。』
「はひっ!?こ、怖いですね…って、違います!!」
『…?』
ハルは…ハルは、ツナさんに…
「ツナさんに会うために、ここに来たんです!!」
『…沢田綱吉に?』
「知っているんですか!?」
『まぁ…同じクラスなので。』
あぁ、ハルはやっと救いの手を見つけました!!
「あの、案内してくれませんか!?」
『…同じクラスなので、教室までなら。ただ、教室にいなかったら帰ってくださいね。』
「は、はい…」
優しいのか冷たいのか、わからない人です…