嫌われ番外編(ハル夢)
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「はひっ!?ツナさん、どうしたんですか!?」
日曜日にツナさんのお家へ遊びに行ったら、ツナさんが怪我をしていました。
「いや…別に、たいしたことじゃないから。」
ツナさんは、怪我の方ではなくて…他の何かを気にしているようでした。
「許せません!!一体、どんな野蛮な人ですか!!」
「だから、そうじゃなくて…」
ハルは、ツナさんの肩を揺さぶって、答えを求めました。
「ツナさんを傷つける人は例え怖い男の人でも、ハルが許しません!!」
「いや、だから、さ、」
「はひっ!!」
ツナさんの目が回っているのにやっと気づいて、ハルは手を止めました。
「す…すみません…」
「い、いや、大丈夫…」
ツナさんは怒る事もなく、また考え事を始めた。
あ。もしかして…
ハルの勘が正しかったら…
「ツナさんの戦った相手って…女性ですか?」
「なっ!!…何で、わかるんだよ。」
ホラ、やっぱり。
恋する乙女の勘は誤魔化せません!!
「…負けてしまったんですか?」
「…うん。まぁね。」
あのツナさんが、負けてしまう程の女性…まさか、マッチョ…?
「実は…さ。」
「はひ?」
ツナさんが、突然口をひらいた。
「何で敵対してるのか…正直わからないんだ。」
ツナさんは、何処かを見ている別けでも、ハルを見ている別けでもなくて
ただ何処か遠くを見ていました。
「っ、ツナさんは…何でそう思うんですか?」
「さぁ…何でだろ。クッソー…」
「……」
ハルは、頭を抱えて悩ませるツナさんのお力にはなれない。
だって、ハルは事情を知りません。
…ハルも、並盛中学校に行けば良かったです。