嫌われ番外編(骸夢)
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オマケ
六道骸が屋上を去ってから、あたしと雲雀恭弥の間では今までにない気まずい空気が流れていた。
『…よし、薬が切れてきた。』
あたしは、何とか立ち上がって歩けるようになった。
「…ねぇ。この薬、効果はどれくらいなの?」
仰向けの雲雀恭弥は、笑って良いのか悪いのかわからない。
『30分…くらいですね。速攻性な分、すぐに効き目がなくなるんですよ。』
「ふぅん…じゃあ、あと20分後くらいがナマエの寿命だね。」
『え…やっぱりあたしが悪いんですか。』
「本当にイライラするよ。そのヒゲ面見てると。」
『っ!?ヒ、ヒゲ書かれてますか!?』
「うん。ドラえもんみたいなやつ。」
『……』
あの黒い笑みを浮かべ、ちょびヒゲを書かれた雲雀恭弥の顔が、忘れられない。