嫌われ番外編(獄寺夢)
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この気持ちを何て言うんだ…
まだガキな俺には、分からない
複雑で、ウゼェけど…
大切にしてぇって思うこの感情を
何て呼ぶんだろう。
アイツが何を考えているのかわからねぇ。
何で自分から嫌われるような態度をとるのか。
周りを挑発して、それでも大人しくいるナマエ。
俺はナマエの事をどう思っているんだ。
10代目を思う気持ちとは違う…
「チッ…めんどくせぇな…」
それでも、悪くないと思う俺も居て。
んな事を考えて居たら
「ヤベッ!!遅れる!!」
いつもより家を出るのが遅くなった。
「アイツ…もう学校に来てんだろうな。」
何で気になるんだ。
別に何時に学校に行こうと良いじゃねぇか。
何で急いでんだ、俺。
「…チッ。仕方ねぇな。」
「ま、間に合った…」
何とか走って下駄箱に着いた。
これで教室まで歩いても間に合う。
「……」
何か…この下駄箱、少しボロくなってねぇか?
「?」
俺は何も知らずに教室に向かった。
静かな廊下が妙に気味悪い。
否、静かなのは俺の教室だけだ。
「…何かあったのか?」
俺は何も知らなかった。
後悔するとか分からないで、その扉を開けた。