嫌われ番外編(雲雀夢)
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「…酒?」
そんなもの、何処で飲めたわけ?
「…ねぇ、起きなよ。」
『……』
「あの、委員長…一応今は寝ていまして…」
「……」
何で、そんな所で寝てんの?
「…起きろ。」
―グイッ―
『ゔっ…』
「い、委員長!?」
髪を掴んで、立たせた。
…酒臭い。
『…ゔー…雲雀、先輩?』
「何酒飲んでんの。」
『はは、雲雀先輩が二人だ。』
「…酔ってる?何で飲んだの?」
ヨレヨレしながらも、ナマエは自分で立って少し考える様子を見せた。
『えっと…骸、さんにジュースを貰って…』
何言ってんの、この人。
アイツから貰った酒…?
…また無駄で学校に入ったんだ、アイツ。
いつか咬み殺す。
「あの…委員長…」
「何。」
「酔いが冷めるまで、どこに居させますか?」
「……」
『ゥイック…あたひ、大丈夫ですよ。』
このまま、教室に帰させたらどうなるんだろう。
今なら、隙だらけだから簡単に殺られる。
「ここで休ませる。草壁は見回りを続けて。」
「…は、はい。」
―バタンッ―
草壁を、応接室から追い出して僕はナマエを見た。
『ヒック…っあー…雲雀、先輩。あたし、本当に大丈夫ですから。』
「誰に話かけてんの。それ、ソファだから。僕じゃないから。」
『アレッ!?雲雀先輩、3人になってます!?』
「…本当に、寝なよ。」