嫌われ番外編(雲雀夢)
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『どうして、あたしを殺したいと思うんですか?』
そんなの、僕が知りたいよ。
「……長、委員長っ!!」
―ハッ―
「…何?」
「大丈夫ですか、最近またボーッとする事が多いですよ。」
キラキラした目で、見てくる草壁の気持ち悪さで、正気に戻った。
「一人になりたいから、見回りでもしてて。」
「委員長っ…ま、まさか…」
「…何?」
「俺に恋でもしましたか!?」
「本当に死んでよ」
草壁は、ルンルンしながら応接室を出た。
―ギシッ―
ソファに寝転がったら、結構大きな音が出た。(このソファも、そろそろ変えようかな)
「……」
僕は、何を考えたいのか
誰の事を考えているのか
わからないくらい、ボーッとしている。
別に、初めての経験ではない。
眠ったのか、わからないくらいボーッとする事はまれにある。
それでも、この現状はスッキリしない物がある。
―バンッ―
「ハァッ、ハァッ委員長!!ハァッ、ハァッ、ハァッ」
扉が勢い良く開くと、そこには気持ち悪いくらいハァハァ言ってる草壁がいた。
「…何?」
重い体を起こして、草壁を睨んだ。
「あ、の、ミョウジ…ミョウジナマエがっ!!」
「っ!!」
草壁の腕には、ナマエが黙ってぶらさげられていた。
「っ、何…ソレがどうしたの?」
「それが…っ」
誰かに殴られたのかな
それとも、また落とされた?
「酒を…飲んだらしくっ」