嫌われ番外編(骸夢)
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六道骸に引っ張られて、暫くしてあたしの家へついた。
『えっと…ありがとうございました。』
「いえ。戸締まりはしっかりしてくださいね。」
『はい。』
まぁ、結果的には送ってもらえた事には感謝しなきゃ。
あのまま走ってたら、何処かで捕まっていたかもしれない。
『では「じゃあ、お邪魔しますね。」
ニッコリと、笑った六道骸はあたしの家の玄関まできた。
『え、あの、ちょっとっ』
「ナマエを引っ張って来るのに疲れました。お礼に、休ませてください。」
何て図々しい…
『でも…部屋、片付いてないですから。』
「気にしないですよ。」
『もう、遅いし…』
「気にしないでください。」
断りにくい…
「ナマエ、良いですよね?」
『……』
この人、さっきの変態よりタチが悪いよ。
『…わかりました、あがってください。何もないですけど。』
「クフフ…ありがとうございます。」
―ガチャッ―
六道骸を初めて、家に入れた。
「これ、女性の部屋ですか?」
『だから、片付いてないって言ったじゃないですか。』
そういえば、今日は燃えるゴミの日だったんだ。
…また溜まるなぁ。
「…何ですか、この小さいの。」
『ちょっ、人の下着勝手に触らないでください!!』
しかも、ブラジャー…
小さいって言われた…
「片付いていると言えば、洗面所とトイレくらいですね。」
『特に何も置いてないですからね。』
やっぱり、入れるんじゃなかった…
「適当にくつろいで良いですか?」
『どうぞ。』
くつろぐ場所くらいはある。
ゴミ屋敷ってくらい汚いわけじゃないし。
―バフッ―
「布団ですか。僕はベット派ですね。」
『何で布団でくつろいてるんですか!?』
何か…部屋をいろいろと物色された。