嫌われ番外編(骸夢)
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「最近、タチの悪い変態が出るらしいから、帰り道や夜道には十分注意しなさい。」
今日、学校でそんな話を先生がしていた。
何でも、並盛中の女子が結構被害にあっているらしい。
『(まぁ…方向が違うけどね。)』
あたしは、たいして気にしてはいなかった。
そして、帰り。
『遅くなっちゃった…』
―コツ、コツ―
『……』
―コツ、コツ―
―コツ、コツ―
『……』
"最近、タチの悪い変態が出るらしいから、帰り道や夜道には十分注意しなさい。"
先生…
どう、気をつけたら良いですか?
―コツ、コツ―
―コツ、コツ―
『~~っ!!』
―ダッ―
―ダッ―
走ったら、同じくらいのスピードで来ちゃったよ!!!
助けてリボーン!!!!!!
「ハァッ、ハァッ」
何か相手の息遣いが聴こえるし…
気持ち悪いぃぃっ!!!!
―ダダダッ―
―ダダダッ―
『ハッ、やだ…』
どうしよう…
本格的に怖い!!
家までまだ距離があるし、逃げ切れるとは思えない。
家を知られたら終りだ。
―ダダダッ―
―ズドドドドッ―
スピード上げて来たぁぁぁっ!!!!
やだ、本当…
どうしようどうしようっ
―ガシッ―