嫌われ番外編(雲雀夢)
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『あ、でも、マスクしてるとはいえゴホッ、ケホッ…風邪がうつったらどうもこうも…』
「うつらないよ。」
『…え?』
「僕は弱くないから、風邪ごとき、うつらない。」
『そ、そうですか。』
凄い自信だ。
これで明日あたり、風邪ひいてたら…笑ってやる。
「試してあげるよ。」
『え?ゔっ!?』
マスク越しに、
き、き、き…
『な、に、するんですかぁぁっ!!!!』
―ブンッ―
あたしの拳も、虚しく空振りになった。
「マスク越しだから、キスではないよ。」
『そ、いう、問題じゃっ!!』
これは、浮気じゃない!!
リボーンに勘違いされたくない!!
「これで僕が風邪をひかなかったら、僕の勝ちね。」
『何ですか、その勝ち負けは。』
マスク、はずしたい。
「何なら、もう一回する?」
『嫌です!!もう、知りません!!』
あたしは、布団を頭まで被った。
「何怒ってんの。」
『……』
「……」
―チャキッ―
『ごめんなさいごめんなさい、怒ってないです。だから、トンファーを退かしてください。』
「当たり前だよ。怒る理由がないよね?」
ないよね?って、強制的な…
まぁ…マスク越しだったし…
浮気じゃないし、うん。
大丈夫だよね