嫌われ番外編(犬夢)
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『犬は、何を買いに来たんですか?』
「……」
『…?』
「ち、千種に聞くの忘れたれす…」
『……』
そうなりそうな気は、少ししてました。
「ナマエーっ!!やっぱり俺ってバカなんれすか!?」
『えーっと、はい…いえ、そんな事ないですよ。』
「あまりフォローになってないれす!!!」
肉屋の前で騒ぐのはちょっと…
「お前らうるせぇぞ!!!肉買わねぇならさっさと消えろやバカップルがぁぁっ!!!」
「キャンッ!?」
『っ、すみませんごめんなさい!!』
肉屋のおじさんに怒られたから、あたしは犬の腕を引っ張って走った。
『ハァ、ハァ…あそこのおじさんは…怖いんですよ…』
公園まで走った。
此処まで走らなくても大丈夫だけど…
「…ナマエ。」
『な、んですか?』
息を整えながら、犬を見ると…
犬は満悦な笑みだった。
「俺ら、カップルって言われたびょん!!」
『……』
「何らか嬉しいれすー。」
そういえば、そんなような事を言われたかもしれない。
「ナマエ、少し休むれすか?」
『え?』
「何か疲れてそうれすし…」
『あ、少し走ったから…』
「じゃあ、あそこのベンチで休んでてくらさい!!俺、飲み物買って来るれす。」
気、使ってくれてるのかな…
『じゃあ…そうします。ありがとうございます。』
「ヘヘッ。スグに戻って来るびょんっ!!」
あたしはベンチへ
犬は自動販売機へ向かった。