嫌われ番外編(犬夢)
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『あー…暇だなぁ。』
今、あたしは何となく知らない道を歩いていた。
嫌われるという任務があるから、友達もいないし。
平和だけど、嫌なくらい暇。
『リボーンはデートしてくれないし…』
わかってるけどね、任務だし。
―ドンッ―
『わっ!!』
後ろから、突然何かに抱きつかれた。
「やっぱりナマエれすーっ!!」
その声…
『犬!?』
「へへへっ、偶然れすね!!」
後ろから抱きついて来たのは、犬だった。
『こ、こんにちは。』
「ナマエーっ!!こんなところで何してるんれすか?」
『散歩…ですね。』
「そうなんれすか。俺、これから買い物するんれすっ。」
『買い物、ですか。』
それより、そろそろ離れてほしい。
「千種にー“いい加減買い物くらいできるようになってよ”って言われたんれすよ!!ムカついたから、買い物するんれす!!」
『そうなんですか…』
上手く、利用されたんじゃ…
「ナマエ、今暇れすか?」
『…はい。』
「じゃあ、買い物に付き合ってくらさい!!」
『…はい、良いですよ。』
暇だったという事もあって、あたしは犬と買い物をする事になった。
「っひゃー!!美味しそうれす!!」
『…犬、見すぎですよ。』
肉屋を発見した犬は、沢山の並んだ肉を涎を垂らしながら眺めていた。
「ナマエ、この店凄いれすね!!俺の好物しかないれす!!」
『まぁ…肉屋ですから。』