嫌われ番外編(ディーノ夢)
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「ナマエ…ごめんっ」
『どうしたんですか?』
「俺…リボーンの為に頑張って生きるナマエを…守るって決めたのにな。」
チャンスがあれば、狙っているのかもしれない。
リボーンとナマエの破局を。
『ディーノさん、あたしも…最低です。』
「違う。最低なのは俺だ。」
『利用、しようとしました。』
「……」
『今日だけ…甘えようとしました。』
「……」
俺達は、似たもの同士で
好きな奴の側に…役に立てれば、良いと思っていて
それでも何処か、傷付いて。
『ごめん、なさい…こんな事を言って…』
「いや、気にするな。俺も…」
ナマエに、触れたいなんて…
「ナマエ。」
『……』
腕を広げて、ナマエを俺の目の前まで導いた。
「今日だけで良い。リボーンの事を忘れてくれ…とまでは言わないから、俺に…ナマエの時間をくれ。」
『ディーノさん…はい。』
その日、俺達はただ
何もしないで過ごした。
俺はナマエを、後ろから抱き締めながら座って
ナマエはただ、俺に寄りかかっていた。
『あたし…もっと強くならないと。』
「……」
『リボーンに、必要とされたいし。』
「じゃあ…俺は、もっと強くなって…ナマエを守れるようにならねぇとな。」
俺達は似たもの同士だから
一番好きなものを、諦める事は出来ない。
それでも、君が笑うなら
それが俺の幸せ
終わり
おまけ