新しい生活
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―ポンッ―
『えっ』
―ポンッ、ポンッ―
『わ、ちょ、』
頭を軽く叩きながらも撫でるDr.シャマル。
「女の子がそんな傷ばかり作りやがって…」
『でも、後悔してないです。』
「そうかよ。」
頭から手が離れた。
「包帯を変えてやるから、昼休みにでも来い。」
『はい、ありがとうございます。』
「じゃ、また後でなー」
ひらひらと手を振るDr.シャマルを見つめ、あたしも応接室に向かった。
『……』
応接室の前に着いた。
少し、緊張する。
『はぁ…』
そういえば、雲雀恭弥に会うのは久しぶりなんだ。
「…誰?」
―ドキッ―
ななな何で扉に誰か居るって分かったんだ…!!
『お…おはようございます。ナマエです。』
―バンッ―
『っ!!』
名前を言った瞬間開かれた扉。
…あれ?前にもこんな事あったよね。
『お…お久しぶりです。』
「入院したって噂で聞いたけど。」
『あ、た…退院したんです。挨拶が遅くなってすみません。』
「ふぅん。」
そんな、興味なさげな…
「で、何?」
『あたしを、また今日からここに通わせて頂きたいんです。』
「は?」
『ひっ』
に、睨まれた!!
「何で?また任務?」
『任務は…終わりました。あたしはもう、普通の女です。』
「…どういう事?」
あぁもういちいち説明するのが面倒になってきた。
『あたしはもう、忍の仕事が出来ません。』
「…その右手のせい?」
『はい。』
「サワダツナヨシの件は?」
『解決しました。もう…いつもの10代目です。』
「へぇ。」
雲雀恭弥が扉に寄りかかる。
「良いよ。」
『へ?』
「普通に通えば?」
案外あっさりだ!!
「まぁ、君が普通の生活を出来る訳がないと思うけど。」
失礼な。
「授業サボったら殺すから。」
『あ…咬み殺すじゃなくて殺すなんですね。』
「……」
『あ、いや、睨まないでください!!』
こうして今日から、また並盛りに通う事になった。
続く