意志
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「ナマエ、」
「わかったよ。」
リボーンが何かを言おうとした途端、10代目の喋った。
「俺も、ナマエちゃんが側に居てくれるのは……正直、嬉しい。」
『10代目!!』
「チッ。ツナ…」
「でも、それは仲間としてだよ。」
『……?』
「俺は、もう…守られてるだけは嫌なんだ。
ナマエちゃんと笑っていたいんだ。
ナマエちゃんが俺を守ってくれると言うなら、俺もナマエちゃんを守るよ。」
『10代目…』
「調子に乗るなよ、ツナ。」
―ゴンッ―
「いだぁっ!!」
リボーンが、10代目の頬を殴った。
『リボーン!?』
「俺の言葉と被りやがって。」
「お前っ…それだけの為に殴ったのか!!」
「何が守る、だ。俺の台詞取るな。」
「なっ…そんなつもりは…」
『…ぷっ』
笑っちゃいけない。
2人は真剣に話してくれているんだ。
『10代目…ありがとうございます。』
10代目を守る。
それは、忍としての“任務”じゃない。
あたしの“意志”だ。
「じゃあナマエちゃんも、また普通に学校に通えるね!」
『えっ』
「え?」
10代目の言葉にあたしが驚くと、10代目も驚いた表情を見せた。
「通うよね…?学校。」
『えっと…その…』
「獄寺君や山本とお弁当…食べるよね?」
『た、食べたいですけど…』
授業を受けるの!?
あたしが!?
助けを求める意味でリボーンを見ると、リボーンは何か企んだ笑みを浮かべた。
「少しは勉強した方が良いんじゃないか?」
そんな…
「じゃあ明日、手続きだね。」
『は…はい……』
任務でもないのに学校に通うなんて、苦痛かもしれない。
続く