意志
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『只今帰りました。』
予定よりも早く帰れたし、夕飯の手伝いが出来るかな。
「あらあら、お帰りなさい。」
『10代目のお母さん、病院の荷物運んでくれてありがとうございました。』
「良いのよー。それより、ツナとリボーンちゃんが部屋で待ってるわよ。」
『10代目とリボーンが…?』
何だろう。
夕飯の手伝いしたかったんだけど…
『わかりました。じゃあ、用が終わったら夕飯の手伝いしますね。』
「ふふっ。そんなの気にしなくて大丈夫よ。」
そんなわけにはいかない。
世話になっている身なんだから。
―ガチャッ―
『10代目、リボーン。只今帰りました。』
「あ、ナマエちゃん!!」
『わっ』
部屋に入ると、10代目が目の前に現れて肩を思い切り掴まれた。
「どうして黙って黒曜行ったんだよ!骸のところだろ!?危ないじゃないか!!」
『ちょ、あの……じゅっ…まっ…』
肩を掴んで揺さぶるのはやめてほしい。
「ツナ落ち着け。」
「へ?…あ、ごめん」
『いえ…』
リボーン、もう少し早く止めてほしかったな。
「骸には会えたのか?」
『うん。でも、特に何もしてないよ。』
「怪我は!?大丈夫なの!?」
10代目、心配しすぎだ。
『大丈夫ですよ。ちょっと走り回っただけです。』
「走りっ!?」
あぁもう、10代目…何だか表情豊かになったな。
それもそうか。
皆さんと仲直り出来たんだから。
「ナマエ。」
『はい。』
―ドサッ―
……へ?
何であたし、リボーンに押し倒されてんの?
「お、おい!!リボーン!!」
「黙ってろ。」
『リボーン…』
あぁ、何この超急展開は。
頭がおかしくなりそう。
でも、リボーンにだったらいつでも良いよ…
あたしは目を閉じて、リボーンからされるであろうキスを待った。
「こいつはもう使うなよ。」
『はい?』
目を開けると、目の前にはDr.シャマルから貰った注射器。
あ、その為に押し倒して注射器を探したんですか。
そうですか。