仲間
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病院から学校までは少し距離があって、早く着くように走った。
でも、体が重い…
何で?
『~って、100パーセント運動不足だよ。』
4日間眠って、1週間ベット生活。
これじゃあ、息切れが早くなるのも納得できる。
とりあえず屋根から降りた。
『はぁ…筋トレもしなきゃな…』
ギリギリと、左手を強く握る。
右手は、まだ回復しない。
『体力まで失ったら…』
本当に、仕事が出来なくなる。
『やだよ…それだけは、嫌。』
息を整えて、また走った。
―キーンコーンカーンコーン―
学校につくと、丁度昼休み開始のチャイムが鳴った。
…これはラッキーだ。
『10代目とリボーンを探さないと。』
下駄箱で靴を履き替える。
きっと10代目は、教室にいるだろうな。
「…ナマエ?」
『はい?』
振り返ると、そこには…
『獄寺…隼人…』
下駄箱に来た獄寺隼人。
どうやら遅刻らしい。
「っ、ナマエ…ナマエ!!」
―ぎゅっ―
『ぅおっ!!』
獄寺隼人に、いきなり抱きしめられた。
獄寺隼人の肩がちょうど喉に入ってるから苦しい。
「ナマエ…悪かった、俺…俺はっ」
『ごっ…ごくっ…苦しっ』
肩が、喉に入ってる。
「あ…わりぃ。」
我に返った獄寺隼人が、やっと離れた。
一体何なんだ。
「その…退院、おめでとう。」
『あ、ありがとうございます。獄寺隼人が運んでくれなかったらたぶん死んでましたね。』
「はは…大袈裟だな。」
『いいえ。本当に、感謝しているんですよ。』
「そっか…」
『……』
「……」
言おう。
獄寺隼人に。
『獄寺隼人…10代目は、何も悪くないんです。』
「っ、またその話しかよ!!俺はもう、10代目とは…」
『10代目の様子がおかしかったのは全て、骸さんが憑依していたからなんです!!』
「は…?」