日本、再び
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「あらあら、ナマエちゃん!!久しぶりねー。」
『今日からお世話になります。』
10代目のお母さんは、久々に会った友達のようにあたしを迎えてくれた。
「じゃあ、荷物はツナの部屋だな。」
「本当に良いの?あんなムサ苦しい部屋で。」
『…?』
どうやら、あたしは10代目と同じ部屋の希望になっているらしい。
『はい…よろしくお願いします。』
「それじゃあ、ツー君が帰って来たらパーティーね!!」
パーティー…?
「ナマエが帰って来るって言ったらな、パーティーする事になったらしいぞ。」
『え…』
あたし、今絶対浮かれた顔してる。
「何ニヤニヤしてんだ。」
『いや…なんか…その…』
だって、浮かれちゃいますよ。
『あたし…迎えられてるなー…って。』
「……」
そうだ、前の任務はもう終わったんだ。
わかっているのに、ちゃんとした実感がなかった。
「…アホ。」
『ヘヘッ。』
任務、頑張ろう。
「ただいまー。」
『っ、』
「ツナが帰って来たぞ。任務の事も、忘れんなよ。」
『…はい。』
玄関に行くと、10代目のお母さんと10代目が居た。
「ナマエ、ちゃん…」
『お久しぶりです、10代目。今日からまたお世話になります。』
軽く頭を下げると、10代目は少し慌てた。
「そ、そんなさ、固くならないでよ!!久々に会えて…俺だって嬉しいんだ。」
『10代目…』
頭を上げると、10代目は笑顔だった。
「それじゃあツナ!!早く着替えてらっしゃい!!」
10代目のお母さんはそう言って、台所へ向かった。
リボーンは、リビングへ。
『あ、あの…10代目!!あたし…この命にかえても、10代目を御守りします。』
「……」
階段を上がろうとした10代目にそう言うと、10代目は黙ってあたしの目の前に来た。
―ギュッ―
「……」
『…10代目?』
10代目に、抱きしめられた。
挨拶ではよくある事だけど、そういう意味では…ないと思う。
「何で…」
『え?』
「何で戻って来たの…ナマエ。」