日本、再び
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「もう一つ、ナマエ。」
『はい?』
「ツナ達にはナマエの今回の任務はツナの護衛って言ってある。」
『…うん。』
「だから、ナマエは俺の命令よりツナの命令を優先しろ。」
『……』
「良いな?」
『…うん、わかった。』
10代目が、酷い命令を下す訳がない。
そんな甘い考えをしながら、あたしは頷いた。
『あ。あたしまた、あのマンションに住むの?』
「…いや。」
『?』
「ナマエの本当の任務はツナを見張る事だからな。ツナと一緒に生活してもらうぞ。」
『それって…』
リボーンが、ニッと笑った。
それは、つまり、あたしが夢にまで見た…
『リボーンと同居って事!?』
「まぁ…そういう事になるな。」
どうしよう、嬉しすぎて鼻血出そう!!
「だから、このまま家に行くぞ。ママンには許可をとってある。」
『あ、10代目のお母さん…』
久々に会うなー…
『手土産…何か買って行こうかな?』
「んな余計な心配は良いから、行くぞ。」
そう言って、リボーンはスタスタと歩いて行ってしまった。
『あ、リボーン、待って!!』
あたしは荷物を引きずって、リボーンを追った。
10代目の家までは、タクシーで向かった。
…タクシーの料金が、どんどん上がっていく。
『ねぇリボーン。』
「何だ。」
『あたし、また学校に通うの?』
「……」
通う事が怖いわけじゃない。
ただ、授業とかが…ちょっと面倒。
「ツナを見張るのは通わなくても出来る。どっちにしても、学校には行かなきゃいけねぇけどな。」
『…うん、わかった。』
あたしはまだ、10代目の問題について、何も触れていない。
もしかしたら、このタクシーに乗っている時間が最後の平和かもしれないんだ。