日本、再び
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イタリアでの修行中、リボーンから手紙が来た。
それは新しい任務を知らせる物で、あたしは少し不安を感じた。
ヴァリアーの皆には止められて
ディーノさんは“リボーンを信じろ”って言ってくれた。
あたしは、皆の役に立ちたい。
皆を守りたい。
そして再び、あたしは日本へ行った。
―日本―
相変わらずこの国は穏やかで、平和を感じる。
来た時とも、帰った時とも、何一つ変わらない。
変わったといえば…季節?
「ナマエ。」
『っ、リボーン!!』
久々に再会した彼は、小さな体だった。
あぁ、我慢出来ない!!
―ぎゅっ―
『会いたかったよ、リボーン。』
「…あぁ。」
リボーンを抱き締めると、リボーンも小さな手を首にまわしてくれた。
「ナマエ、今回の任務だが…」
『…うん、何?』
「下手したら、かなりあぶねぇぞ。」
リボーンの目を見ると、真剣な眼差しをしている。
あたしを試しているのかな?
『リボーン…あたしは、前に任務を失敗した。でも、今度は成功したい!!どんな任務でも、全力で…ちゃんとやりたいの。』
「…そうか。」
あたしの腕から降りると、任務の内容を話始めた。
「今回の任務は…ツナを守る事だ。」
『…10代目を?』
一瞬、“なんだ”って気が緩みそうになった。
…いけないいけない、あたしの悪いクセだ。
「…まぁ、ツナを守るっつうのは仮の話だ。」
『え?』
「本当の任務は、ツナを見張る事。」
『…見張る?』
「ツナの奴の様子が、最近怪しい事が多い。」
『何か…悩んでるのかな?』
「…獄寺と山本が、最近ツナと距離を持ち始めた。」
『…?』
リボーンの言いたい事が、よくわからない。
「だが、ツナにはその自覚がねぇ。記憶が、その時のもんだけないらしい。」
『…じゃあ、あたしは…その理由を探せば良いの?』
「そうだぞ。」
『わかった。あたし…何でもするから。』
決意の心は、決して変わらない。