夕陽
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あたしも、もう帰ろう。
リボーンからDr.シャマルについて少し話がしたい。
もう、初日からこんなに傷を負うなんて…
「ナマエちゃん…?」
背後から、聞き覚えのある女の子声が聞こえた。
ゆっくり後ろを振り返って、あたしはそれが誰かを確信した。
『笹川…京子?』
「あ、やっぱりナマエちゃんだ。」
ふわ、と優しい笑顔を見せた笹川京子。
こんな姿、前の時に見れただろうか?
『お久しぶりです。』
「ふふっ。さっきね、ナマエちゃんに似てる人とぶつかったの。もしかして…って思ってたんだ。」
さっきって…
もしかして、10代目の所に向かっていた時かな?
確かあの時、誰かにぶつかった気がする。
『すみません、先程は急いでいたので…』
「そんなに堅苦しくしないで。私、ナマエちゃんと…」
『?』
笹川京子は、一瞬黙り込むとまた笑顔を見せた。
「沢山お話したかったの。」
『……』
あぁ、
この笑顔は…あの頃、見れたのかな?
あたしは、笹川京子のこんな素直な笑顔を知らない。
任務があるとわかっていても、顔が緩む。
『あたしも…皆さんと沢山お話がしたかったです。』
あたしがそう言うと、笹川京子はニッコリと笑ってくれた。
「また、ここに通うの?」
『いえ。あたしは今回、10代目をお守りする事が任務なので…学校には来ますが、授業には参加しません。』
「え…ツナ君を…?」
笹川京子はまるで、何かショックを受けたかのような顔をした。
「あ、あのね…」
『はい?』
「その…ツナ君の…事なんだけど…」
『何か…知っているんですか?』
まさか、10代目は…
「ナマエちゃん、私…もうツナ君とは…!!」
笹川京子にまで、何かをしていたの?