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また、並盛に通う事になりました。
「ナマエ!!休み時間にちょっと野球の練習に付き合ってくれよ。」
『はい。』
「なぁ、お前確かバカだろ?数学教えてやるからノート出せ。」
『……はい』
「ナマエちゃん、お弁当食べよう。」
『……』
まだ違和感がある…
この平和が逆に怖い!
『あ、あの、ちょっとDr.シャマルの所へ行ってきますね。』
「シャマル?」
10代目がきょとんとした顔してお弁当を持っている。
『はい。包帯を変えてもらう約束をしているので。』
「あ…そっか…」
気まずそうに俯く10代目。
そんな顔、させたくないのに。
『…すぐ戻りますね。』
「うん。わかった。」
あたしが笑うと、10代目も笑ってくれる。
山本武も獄寺隼人も、あたしに笑顔を向けてくれた。
―――…
―コンコン―
『Dr.シャマル、失礼します。』
「おー。入れ入れ。」
―ガラッ―
『包帯を変えてください。』
「おぉ。まぁ座れ。」
Dr.シャマルの言われたとおりに、椅子に座る。
部屋は何だかお酒臭い。
『飲んでましたね…』
「気のせいだろ。消毒の匂いだ。」
絶対嘘だ。
フラフラしてるし。
『包帯、酔いが覚めてからでも良いですよ。』
「酔ってねーよ。」
そう言いながらテキパキと包帯を変えるDr.シャマル。
やっぱ、腕前は確かなんだな。
「教室、つまらないのか?」
『え?』
「あまり楽しそうな顔してないからな。」
やだ、そんな顔してたかな?
10代目達に変に思われてなければ良いけど…
『本当は…今の環境はあたしが望んでいた事だから、喜ぶべきなんですけどね。』
怖い。
また、何かが壊れそうで。
またすぐに前に戻りそうで。