始まり―ツナ語り―
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
最近の俺、変かな?
―キーンコーンカーンコーン―
4時間目の授業が終わって、俺は獄寺君の所へ弁当を持って行った。
「獄寺君。」
「っ!!は、はい…」
「どうしたの?お弁当、食べようよ?」
「あ…はい。」
「山本も。どうする?屋上で食べる?」
「あ、ツナ…今日は教室で食おうぜ!!」
「…?うん、そうだね。」
最近、二人の様子がどうもおかしい。
ううん。おかしいのは、俺なのかな?
記憶が時々ないんだ。
ボーッとしてるのかな…
「ちゃおっす。何だお前ら、今日は屋上じゃねぇのか。」
「リボーン!?お前、何で教室に…」
「ツナ。朝、伝え忘れていた事を伝えに来たぞ。」
「…は?」
獄寺君と山本も、唖然としている。
一体何だ…伝え忘れって。
「今日、ナマエが帰って来る。」
「え…」
俺は、耳を疑った。
だって、ナマエちゃんが…?
「マジっすか、リボーンさん!!」
「3ヶ月振りぐれぇか?」
あ、何だか二人もさっきより明るいや…良かった。
「でも…ナマエちゃんに会うなんて久々だな…どれくらい居るつもりなんだ?」
「その事についてだか、ツナ。」
リボーンが、突然真面目な顔をしてきた。
「ナマエは今回も任務で日本に来る。」
「な…んだよ、それ!!」
「落ち着け。任務内容は、ツナを守る事。」
え?
「な、なんだ…任務って言うから、ヤバい事かと思った。それなら、大丈夫だよな?」
「…ツナ。」
「何だよリボーン。さっきっから。」
「ナマエは任務に命をかけると言っている。
だからツナ、お前はでしゃばるなよ。
もしもお前もナマエもピンチになった時は…」
「…?」
「リボーンさん?」
「オイオイ、何だよ…」
「ナマエを盾にする覚悟でいろ。」
1/2ページ