初恋(リボーン夢)/嫌われ番外編
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『ハァッ、ハッ…どうして、減らないのっ』
殺しても殺しても、敵は減らない。
これじゃあ、きりがない。
「息が上がってるぞ。」
『っさい、少し疲れただけ。』
悔しい。
こんな赤ん坊に、心配されるなんて。
―ザシュッ―
「ぐあっ!!」
『ハッ…ハァッ、も…あと、どれくらいなの…』
もう、疲労がたまってきた。
―グイッ―
『あっ』
―ドンッ―
『あ゙ぁっ!!』
後ろから、地面に叩きつけられた。
『うぅっ…』
「テメェら…さっきっからどさくさに紛れて、気付かれてねぇつもりか?」
『っ!!』
しまった…
敵に、隙をつけられた。
「しかも女だとはなぁ…ジワジワ痛めつけてやるよ。」
―ギリッ―
『いっ…』
革みたいな物で、腕を後ろで縛られた。
『くっ…』
こんな奴、疲れていなければ…
「オラッ」
―バシッ―
『あぐっ!!』
「どうだ?俺の革鞭の味は。」
『ハッ…最悪。』
「口は達者だな。」
―バチィッ―
『ィ゙アッ!!!』
痛い…痛いっ!!
背中の皮が向けた感じ
服も、ボロボロだろうな。
「ホラ、もう一丁!!」
―バシッ―
『イヤァッ!!』
こんな、任務がツラいものだなんて思わなかった。
この戦場には、プロのマフィアが沢山いるんだ。
あたしみたいな、餓鬼の来る場所じゃあ…
『……』
「ん?痛みで気絶したか?」
『…ーン』
「あ?」
『リボーン、リボーン、リボーン!!!!』
あたしは、馬鹿みたいにあの赤ん坊の名前を叫んだ。
「オイオイ、痛みで狂ったのかぁ?これで楽にしてやるよ!!」
『っ!!』
敵の革鞭があたしに向かって、振り上げられた。