初恋(リボーン夢)/嫌われ番外編
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この、忍の世界に
恋なんていらないって思っていた。
あれは、1年くらい前の事。
あたしは、まだ任務の経験がない半人前な忍だった。
「ちゃおっス」
『……』
そして、初めての任務の日に…彼は現れた。
「今回の任務は、ある戦乱の助太刀だ。」
『……』
こんな、赤ん坊がマフィア?
それだけこの任務は簡単なのかな…
「聞いてんのか?」
『あ、えっと、その…失礼ですけど、おいくつですか?』
「0歳だ。」
『…どうして、殺し合いをする中に、君みたいな子供が?』
「……」
―ガチャッ―
「発言には気を付けろよ。」
『……』
子供扱いしたのが気に入らなかったのか、その赤ん坊はあたしの額に拳銃をつきつけてきた。
『じゃあ、強いの?』
「当たり前だぞ。俺は誰にも殺させねぇ。」
『あたし、任務って初めてだけど…君みたいな子がいる任務じゃあ、たいしたことないみたいだね。』
「…お前、任務を舐めて掛ると死ぬぞ?」
『……』
「もし、死にかけても助けねぇからな。」
『…うん、良いよ。』
こんな赤ん坊の手助けなんて要らない。
あたしはこんな任務、スグに終らせる自信があった。