確かに好きだった(雲雀夢)/思春期番外編
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『きょーちゃんと仲直り出来て良かったー。』
外で話すのはまだ冷えるから、僕の部屋にナマエを入れた。
ソファで寛ぐナマエにココアを出す。
「前から言おうと思ってたんだけどさ、そのきょーちゃんってやめてくれない?」
『えー。じゃあ、何て呼べば良いの?』
「普通に恭弥で良いよ。」
『ゴホッ、ゴホッ!!』
「え、どうしたの?」
『名前…恭弥っていうの?』
「……何だと思ってたの。」
嫌な予感がする。
まさか、僕を女って勘違いしてただけじゃなくて…
『“きょうこ”って名前だと思ってた。』
名前まで勘違いしていたなんて。
「きょうこ、ね…」
『じゃあ、これからは恭弥って呼ぶ。』
「そうして。」
僕も、向かいのソファに腰を下ろした。
久しぶりにリラックス出来た気がする。
何だか、肩の力が抜けた。
『眠いの?』
「…うん」
『そっか。』
せっかくナマエが久々に家に来たのに。
沢山、話したい事があるのに。
安心したせいか、眠気がどっと来た。
『おやすみ、きょーちゃん。』
「……」
だから、その呼び方やめてよ。