気まぐれ/過去の夢ネタの塊です。
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嫌われ番外編(ディーノ)
好きだ、って何度言っても足りねぇくらい
好きなんだ。
『……それで、リボーンがあたしに“愛してる”って言ってくれたんですよ!!』
「ははっ。何だかんだよかったみてぇだな。」
嫌われるっつう任務が終わって、イタリアに帰ってくるっていう連絡を貰った俺は、イタリアの空港まで迎えに行った。
車の中ではずっとリボーンの話。
『リボーン大好きー!!』
「ははっ。」
こういう話をされると、正直…つらい。
俺だって、俺だってお前が好きなのに。
『あたし…自分一人で頑張っているつもりだったんです。でも、一番支えられていたのは、あたしだったんですね。』
「いや、お前も頑張ったんだ。そこは誇りに持って良いんだぜ。」
『ありがとうございます。』
「……」
―ドキドキ―
すぐ横にある、その手に触れたい。
握って、キスして、抱き締めたい。
前で運転しているロマーリオを見ると、ニヤニヤしながらミラーで俺達の事を見ていた。
…この野郎。
『あたし、ディーノさんにも感謝しています。』
「へ?」
『ツラくて…体も痛かった時に、来てくれて嬉しかったです。あの時もしも一人だったらあたし、ここまで頑張れませんでした。』
「……」
あぁ、あぁ、
どうしてコイツはこんなに俺のツボに入るんだ。
ダメだ、落ち着け、俺。
感情をコイツにぶつけるな。
『こんな事を言えるのは、ディーノさんくらいですね。』
「っ、」
―ぎゅっ―
『……』
「……」
我慢しきれなくなって、つい抱き締めちまった。
『あ、あの、ディーノさん?』
「……」
『ディーノさん…苦しいですよ。』
「……」
ダメだ、どうしても、伝えたい。
「…好き、だ。」
『……』
「好きだ好きだ好きだ!!」
『……』
背中に、腕をまわされた感触がある。
俺は、また強く抱き締めた。
「お前が…笑顔で帰って来れて、良かった。」
『……』
俺は、腕の力を抜いて、向き合い、目を合わせた。
今、こいつは何を考えているんだろう…
「リボーンと幸せでいて、笑顔でいる…そんなお前に、俺は惚れたんだ。
だから、幸せになってくれよな。」
『ディーノさん…』
好き、好きだ。
何回叫んでも、何回書いてもたりねぇくらいに。
「ブハッ!!」
「な、何だロマーリオ!!」
「それじゃあボスの恋は一生叶わねぇな。」
「るせー!!」
『あはははは!!』
「な、お前まで…!!」
『ディーノさん達の所にいると、何だか安心しますね。』
「…そっか。なら良かった。」
止まり木でも良い。
気休めでも良い。
俺を頼ってくれ。
恋が実らなくても良いんだ。
お前と一緒にいられるなら。
その度に俺は、お前が好きだと思うんだろうけどな。
好きだ、って何度言っても足りねぇくらい
好きなんだ。
『……それで、リボーンがあたしに“愛してる”って言ってくれたんですよ!!』
「ははっ。何だかんだよかったみてぇだな。」
嫌われるっつう任務が終わって、イタリアに帰ってくるっていう連絡を貰った俺は、イタリアの空港まで迎えに行った。
車の中ではずっとリボーンの話。
『リボーン大好きー!!』
「ははっ。」
こういう話をされると、正直…つらい。
俺だって、俺だってお前が好きなのに。
『あたし…自分一人で頑張っているつもりだったんです。でも、一番支えられていたのは、あたしだったんですね。』
「いや、お前も頑張ったんだ。そこは誇りに持って良いんだぜ。」
『ありがとうございます。』
「……」
―ドキドキ―
すぐ横にある、その手に触れたい。
握って、キスして、抱き締めたい。
前で運転しているロマーリオを見ると、ニヤニヤしながらミラーで俺達の事を見ていた。
…この野郎。
『あたし、ディーノさんにも感謝しています。』
「へ?」
『ツラくて…体も痛かった時に、来てくれて嬉しかったです。あの時もしも一人だったらあたし、ここまで頑張れませんでした。』
「……」
あぁ、あぁ、
どうしてコイツはこんなに俺のツボに入るんだ。
ダメだ、落ち着け、俺。
感情をコイツにぶつけるな。
『こんな事を言えるのは、ディーノさんくらいですね。』
「っ、」
―ぎゅっ―
『……』
「……」
我慢しきれなくなって、つい抱き締めちまった。
『あ、あの、ディーノさん?』
「……」
『ディーノさん…苦しいですよ。』
「……」
ダメだ、どうしても、伝えたい。
「…好き、だ。」
『……』
「好きだ好きだ好きだ!!」
『……』
背中に、腕をまわされた感触がある。
俺は、また強く抱き締めた。
「お前が…笑顔で帰って来れて、良かった。」
『……』
俺は、腕の力を抜いて、向き合い、目を合わせた。
今、こいつは何を考えているんだろう…
「リボーンと幸せでいて、笑顔でいる…そんなお前に、俺は惚れたんだ。
だから、幸せになってくれよな。」
『ディーノさん…』
好き、好きだ。
何回叫んでも、何回書いてもたりねぇくらいに。
「ブハッ!!」
「な、何だロマーリオ!!」
「それじゃあボスの恋は一生叶わねぇな。」
「るせー!!」
『あはははは!!』
「な、お前まで…!!」
『ディーノさん達の所にいると、何だか安心しますね。』
「…そっか。なら良かった。」
止まり木でも良い。
気休めでも良い。
俺を頼ってくれ。
恋が実らなくても良いんだ。
お前と一緒にいられるなら。
その度に俺は、お前が好きだと思うんだろうけどな。