相談(京子)/思春期番外編
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『京子、相談があるの。』
「なぁに?あの黒曜の骸君のこと?」
『…うん』
「ふふっ、まさか恋愛相談してくれる日が来るなんて思わなかったよ。聞かせて。」
『(京子、嬉しそう…)あのね、この前骸の家(?)に遊びに行ったんだけど、向かう途中で雨が降っちゃって。』
「あぁ、この前のね。あれ凄く降ったね」
『うん。それでね、まぁ、あたしもびしょ濡れになっちゃったからシャワー借りたの。』
「まさか、覗かれた?」
『ううん。(多分)大丈夫。』
「そうだよね、流石にね…」
『骸の家に黒曜の制服もあったから、着替えの心配もなかったの。』
「じゃあ、どうしたの?」
『あたしね、その日黒のタイツ履いてて、濡れちゃったから干してたんだ。』
「うん。」
『シャワーから出たらね、その、骸が……』
「タイツ被ったりしてたの?」
『……うん。ニオイも嗅いでた。』
「わぁ」
『恥ずかしくて死にそうになったよ。』
「それで?怒ったの?」
『そのタイツで首締めた。』
「結構やったね。」
『…やり過ぎかな?』
「良いんじゃないかな。」
『それでね、ここからが相談なんだけどさ。』
「ここからなんだ。」
『骸が、あたしの使用済みタイツ欲しいって言うの。』
「え…」
『そうだよね、そう反応するよね。』
「何に使うの?」
『聞きたくなかったから聞いてない。』
「そうだよね。」
『その場では断ったんだけど、それからメールがしつこくて…』
「拒否すれば?」
『拒否したんだけど、メアド変えて来た。』
「余程タイツが欲しいんだね。」
『首締めた時もね、苦しそうなんだけど…でも、ちょっと喜んでて。』
「私、骸君とは仲良くなれないと思う。」
『いつでも貴女と居る気持ちになりたい』
「……」
『って言われて。』
「それはタイツじゃなきゃ駄目なの?」
『ちょっとときめいちゃった。』
「え?大丈夫?」
『でも、流石にタイツは渡したくなくて…』
「うん。」
『写真じゃダメ?って聞いたの。』
「私にもそうだけど、結構尽くすね。」
『そしたら、一緒に撮りたいって言われて』
「うん。」
『どうしたら良いかな?』
「え、相談ってそこなの?」
(だって、恥ずかしくて。)
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