気まぐれ/過去の夢ネタの塊です。
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思春期番外編
もう少しで今年が終わる。
ママは仕事だから、あたしは家で1人。
『京子…骸…』
呟いても、側に2人は居ない。
京子は家族と…お兄さんと過ごしている。
骸は髑髏や金髪や眼鏡と。
骸に一緒に過ごさないかって誘われたけど、あそこはあたしの居場所じゃない。
だから、京子と過ごすってウソついた。
『バカみたい。骸にウソが通じる訳ないのに。』
骸はきっと気づいてた。
あたしのウソに。
でも骸は、そうですかって言って笑ってくれた。
『あと2時間…切っちゃったし。』
寂しい。
誰かと居たい。
―ピンポーン―
『!!』
チャイム?
誰?
『っ、』
―バタバタッ―
―ガチャンッ―
玄関まで走って、ドアを勢いよく開けた。
「やぁ。こんばんは。」
『恭弥…』
何で恭弥が?
「どうせ1人かと思って。」
『恭弥こそ。』
「そうだね。僕も1人だ。」
恭弥の手を見ると、蕎麦が入った袋を持っている。
「だからさ、一緒に年越そうよ。」
あぁ、恭弥。
恭弥はやっぱり優しいな。
『うん。ありがとう。』
あたしが1人の時は、いつも一緒に居てくれるね、恭弥。
『蕎麦美味しい!!』
「草壁の手打ちだよ。」
『…何でそういう事言うかな。』
また来年も、よろしく。
もう少しで今年が終わる。
ママは仕事だから、あたしは家で1人。
『京子…骸…』
呟いても、側に2人は居ない。
京子は家族と…お兄さんと過ごしている。
骸は髑髏や金髪や眼鏡と。
骸に一緒に過ごさないかって誘われたけど、あそこはあたしの居場所じゃない。
だから、京子と過ごすってウソついた。
『バカみたい。骸にウソが通じる訳ないのに。』
骸はきっと気づいてた。
あたしのウソに。
でも骸は、そうですかって言って笑ってくれた。
『あと2時間…切っちゃったし。』
寂しい。
誰かと居たい。
―ピンポーン―
『!!』
チャイム?
誰?
『っ、』
―バタバタッ―
―ガチャンッ―
玄関まで走って、ドアを勢いよく開けた。
「やぁ。こんばんは。」
『恭弥…』
何で恭弥が?
「どうせ1人かと思って。」
『恭弥こそ。』
「そうだね。僕も1人だ。」
恭弥の手を見ると、蕎麦が入った袋を持っている。
「だからさ、一緒に年越そうよ。」
あぁ、恭弥。
恭弥はやっぱり優しいな。
『うん。ありがとう。』
あたしが1人の時は、いつも一緒に居てくれるね、恭弥。
『蕎麦美味しい!!』
「草壁の手打ちだよ。」
『…何でそういう事言うかな。』
また来年も、よろしく。