気まぐれ/過去の夢ネタの塊です。
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思春期番外(犬夢)
黒曜に来て、中学に通う事になった。
骸さんが選んだ中学。
俺らと違ってふつーの人間で、めっちゃ弱ぇ。
「犬。その人は女性ですから…扱いには十分気をつけてあげなさい。」
つまんねぇつまんねぇ授業中。
骸さんの隣の席で寝てる“女”。
「へー…コレって、女なんれすか。」
「えぇ。」
制服ちげぇし、ちいせぇし、ほせぇし、
「何か…いー匂いするびょん。」
「犬。変態みたいだよ。」
「うるへー眼鏡!!」
あーもー!
ムカつくから歯が痒い!
「骸さん、なんか噛みたいびょん」
あ。
目の前に女がいんじゃん。
「噛むな、犬。」
「へ?」
骸さんが、俺が何をしようとしたのか分かったらしい。
歯が痒い…
「なんれれすかー?」
「これでも噛んでなさい。」
骸さんがくれたのは、教科書。
噛んでみたけど、歯ごたえ無し。
肉と骨がほしい。
「ぅ゛ー…」
目の前の女。
寝てるし、騒がれずに噛めるんじゃね?
「犬。お前は、少し女性を知りなさい。」
そー言った骸さんは、なんらか優しく笑っていた。
「じょせー?女?」
「えぇ。そうです。」
『んっ』
女が、呑気に起きた。
「おはようございます。」
『……』
骸さんをジーッと見て、また寝る。
なんなんらよ、コイツ。
「女って、すぐに死にそうれすね。」
「おや。犬にとって女性は弱いものですか?」
「らって、コイツ、」
背中が、すんげぇちいせぇし。
「犬には、この背中が小さく見えるんですか?」
「骸さんにはどー見えるんれすか?」
「そうですね…とても、強く見えますよ。」
強く?
俺と反対ら。
「犬は、彼女の背中を…本当に小さくしか見えませんか?」
「えっと…」
女の背中をじっと見る。
男よりも細くて、すぐに折れそう。
「この女の背中…なんかぎゅーってしてぇびょん。」
きっとあの、腕にフィットすると思う。
いー匂いもするから、よく眠れるだろーし。
「犬…心配しなくてもお前は、十分男ですね。」
「あれ?骸さん…」
目が笑ってないれすよ?
―ゴチンッ―
「ギャインッ!」
「全く、犬は本能的に考えすぎですね。その内交尾したいびょんとか言い出しそうですよ。」
「なんれ怒るんれすかぁー!」
「今のは犬が少し悪いよ。」
うるへーおかっぱ眼鏡!
なんれ背中の会話で殴られなきゃいけねぇんらよ!!
《背中》
黒曜に来て、中学に通う事になった。
骸さんが選んだ中学。
俺らと違ってふつーの人間で、めっちゃ弱ぇ。
「犬。その人は女性ですから…扱いには十分気をつけてあげなさい。」
つまんねぇつまんねぇ授業中。
骸さんの隣の席で寝てる“女”。
「へー…コレって、女なんれすか。」
「えぇ。」
制服ちげぇし、ちいせぇし、ほせぇし、
「何か…いー匂いするびょん。」
「犬。変態みたいだよ。」
「うるへー眼鏡!!」
あーもー!
ムカつくから歯が痒い!
「骸さん、なんか噛みたいびょん」
あ。
目の前に女がいんじゃん。
「噛むな、犬。」
「へ?」
骸さんが、俺が何をしようとしたのか分かったらしい。
歯が痒い…
「なんれれすかー?」
「これでも噛んでなさい。」
骸さんがくれたのは、教科書。
噛んでみたけど、歯ごたえ無し。
肉と骨がほしい。
「ぅ゛ー…」
目の前の女。
寝てるし、騒がれずに噛めるんじゃね?
「犬。お前は、少し女性を知りなさい。」
そー言った骸さんは、なんらか優しく笑っていた。
「じょせー?女?」
「えぇ。そうです。」
『んっ』
女が、呑気に起きた。
「おはようございます。」
『……』
骸さんをジーッと見て、また寝る。
なんなんらよ、コイツ。
「女って、すぐに死にそうれすね。」
「おや。犬にとって女性は弱いものですか?」
「らって、コイツ、」
背中が、すんげぇちいせぇし。
「犬には、この背中が小さく見えるんですか?」
「骸さんにはどー見えるんれすか?」
「そうですね…とても、強く見えますよ。」
強く?
俺と反対ら。
「犬は、彼女の背中を…本当に小さくしか見えませんか?」
「えっと…」
女の背中をじっと見る。
男よりも細くて、すぐに折れそう。
「この女の背中…なんかぎゅーってしてぇびょん。」
きっとあの、腕にフィットすると思う。
いー匂いもするから、よく眠れるだろーし。
「犬…心配しなくてもお前は、十分男ですね。」
「あれ?骸さん…」
目が笑ってないれすよ?
―ゴチンッ―
「ギャインッ!」
「全く、犬は本能的に考えすぎですね。その内交尾したいびょんとか言い出しそうですよ。」
「なんれ怒るんれすかぁー!」
「今のは犬が少し悪いよ。」
うるへーおかっぱ眼鏡!
なんれ背中の会話で殴られなきゃいけねぇんらよ!!
《背中》